今日は水曜なので、リベルタスは休業日・大出は休日です。
都内では、日本最大の自転車屋向けイベント
「サイクルパーツ合同展示会」が開催されていたので
見に行ってきました。
8階建てのビルを4~7階まで貸し切り、
さらに8階フロアも一部を受付と完成車出店ブースに使用して
多くの自転車メーカーさんが自転車販売店向けに
展示会を合同開催したのです。
ものすごい人数でした。
当然、その中には顔見知りも多く
よく知ってるメーカーさんでは、ちょっとコレ見て行ってよ、とか
あまり馴染みが無いメーカーさんでも、最近(景気は)どうですか~、とか
どこどこの大型ショップが突然閉店して驚いた、とか
某社のクロスバイクだけが売れている、とか
まぁ、裏付けのない内輪ネタだけが盛り上がります。
ここでは間近に迫った選挙ネタなどの世間話は全く出ません。
みんな同じ釜の飯を食っているので
より生活に密着した情報(うわさ話)を共有したがっているのです。
商売にはならないけど、ネタになりそうなメーカーさんも出店していました。
異業種のカーボン屋さんです。
担当者いわく、
非常に珍しい機能性を持ったカーボンフィルムが出来たので
自転車のフレームに使ってみた、との事。
自転車なら高価なのでこの製品も売れるだろうから
(MTB)フレームの形にしてみました、と言います。
シートチューブはヨットの帆のように一本立ちしており、
トップチューブが二股に別れてシートチューブには接触せずに
リアエンドに接合するデザイン。
T47規格のBBから延びるチェーンステイは角断面で細く、
しなるだろうけどその前に割れそうな頼りない形状です。
(トレイルじゃ、怖くて乗れないなぁ)
この業者が作っているのはプリプレグ(カーボン繊維)じゃなくて、
その前の段階のシート。
つまりシート屋さん。
だったら東レとか三菱レーヨンとか帝人とか
カーボン屋さんに売り込めば良いのでは、と聞いてみたら
どうやら自社生産したいみたい、、。
ああ、たぶんこの業者さん達は
現状の自転車業界を勘違いしているなぁ。
「値段が高すぎて」はあっているけど「売れている」のは間違い。
なんで、ゴルフとか、釣りとか、もっと大きなマーケットを狙わないのですかと聞けば、
あっちはあっちで、このシートの良さが伝えにくいとか。
ついでに、なんでMTBなのか聞いてみました。。
ロードなら高価な物も多いし、カーボングレードのこだわりも多いです。
でも、MTBのカーボンは、正直、何を使っているのか分りません。
それでもMTBは、ロードよりカーボングレードに無頓着なので
ざっくりと、アルミ、チタン、クロモリ、カーボンの4素材で
終わっちゃっているのです。
そんなマーケットで素材の優位性を説いても
理解してもらえないでしょ。
田舎のたかだか弱小ショップごときに
大手企業さんの新規事業部が批判されるのは
かなり不快だったんじゃないかと思います。
ああ、長くなりそうなのでこのネタは終了。
サイクルパーツ合同展示会ネタは、今後に続きます。