GRXのチェーンライン
修理作業がうまく進まない同業者のために、
そしてうっかり忘れる自分のために
ノウハウを備忘録として残します。
年老いた大出の長年培った技術を
参考にしてくれる方がいれば幸いと思います。
GRX600(-11)シングルギアクランクのチェーンラインは49.7㎜。
これはリアエンド幅142㎜規格で、ローギア最大42Tを限界前提に設計しています。
今回のバイクはリアエンド幅142㎜&ロー最大42Tなので
ギリギリ上記条件を満たしているのですが、
組付けてみたらなんかおかしい。
もともとのチェーンラインがもっと短いみたい。
FSAのサイトで確認すると
FSAもシングルギアクランクのチェーンラインは50㎜とあるので
シマノGRXとほぼ同じ。
が、取り外したFSAクランクには
チェーンラインを変更するパーツ(MW651)が
付けられていました。
肉厚は2.5㎜だから、チェーンラインは47.5㎜に修正されていたのです。
納得!!
じゃあ、そのMW651をGRXに付ければ良いのですが
形状的に入るスペースが無いので
今回は薄めバルブナット(約2.8㎜)のネジ山を飛ばして代用しました。
※バルブナットは厚みに個体差があるので作業前選定は必須です。
スペーサーが入る分、ギアボルトも長くして
ネジ山の掛かり代を確保します。
今回はFSAが使っていたギアボルトがちょうど3㎜長かったので
これに入れ替えました。
で、こんな感じ。
解りにくいけど見えます?
チェーンリングは、ほぼ純正と同じ位置になりました。
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