ロードマンとかカリフォルニアロードとかランディオーネとか
昭和50~60年代にヒットしたスポーツサイクルが
BS ロードマン
宮田 カリフォルニアロード
ナショナル ランディオーネ
でした。
前三角クロモリフレームでドロップハンドル、
前後フェンダーとスタンドは最初から装備していたので
ランドナーカテゴリーのサイクリング車です。
価格はどれも5万円前後でした。
初期型ロードマンはラグにアルミを使うダイカスト工法で作られていて
シートピラーの固定方法が斜ウス型内拡式という変態極まりないフレームでしたが
後期型はふつうのラグ式前三角クロモリフレームになり
上位モデルロードマン・コルモとかも追加されてました。
※後にデビューする下位グレードのスプリンターはダイカストでした。
宮田カリフォルニアロードは早々から
下位グレードのカリフォルニアスカイを展開。
4万円でお釣りがくるカリフォルニアスカイは、ルックスこそ似てましたが
フレーム素材はハイテンで、シフトはインデックス無しのシマノFE&EFでした。
カリフォルニアスカイはモデルチェンジしながら、
今でもクロスバイクとして継続販売しています。
ランディオーネはあまり取り扱わなかったので
ほぼ記憶にないですが、スペックは他社と同じ。
三原じゅん子をCM採用されていた事だけ強く憶えています。
で、このヒットしたスポーツサイクルの
主な購入層は、高校入学を控えた中学3年生でした。
学校通学用として、標準装備のドロップハンドルを
オールランダーバー(ストレートバーに近い)へ改造して
拡張式リアキャリアとブロックダイナモを装備して
納車するケースが多かったです。
今のクロスバイクの元祖ですね。
ただ、ロードマンタイプの大きく劣る部分は
ロックナットハブでした。
スパナが無ければホィールが外れないので
パンクしたらチューブ交換じゃなくパッチ修理が優先され
輪行に関しては別途スパナとスペアナットを携行する必要がありました。
さらにロードマンタイプの多くは
フロントエンド幅96㎜というママチャリ規格だったので
エンド幅100㎜のクイックハブが使えません。
強者はウイングナット(巨大な蝶ねじ)で対応してました。
それでも普段乗りでは車輪を外すことはほぼ無かったです。
クイックハブが装備されている現在のクロスバイクに乗っているユーザーだって、
一度もホィールを外したことが無い人は多いです。
日常用としてのユーザーにとっては、
クイックレリーズホィールのあこがれは無いんじゃないかと思うと
ロックナットハブの方が、盗難とかいたずらされにくいので
ある意味、これも正解なんじゃないかと思うのです。
さてさて、長くなりましたが
実はここからが本題。
イタリア・トリノで1948年から自転車生産販売を続けている
GIOSより、新モデル「LECRO」が届きました。
定価¥52,000(税別)と、一流ブランドにしてはお手頃なクロスバイクです。
組み立ててみたら、ロックナットハブが付いてるのです。
GIOS輸入元に尋ねてみたら
GIOS・LECROの企画時にも社内で賛否両論があり
クイックレリーズホィールを必要としないユーザー向けに
あえて手ごろな価格を優先させた、との事でした。
そうなんです。
ロックナットハブのBSロードマンが気に入らないなら
上位グレードのBSユーラシア¥79,800か、
BSアトランティス¥99,800でも買えば良いのです。
この割り切って企画されたLECROは、まさに現代版ロードマン。
これが受け入れられるのか、かなり気になっています。
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