水曜展示会
今日は東京へ自転車メーカー(輸入業者)の展示会に参加です。
ロードで行きたかったけど、前夜のお仕事が終わらず
早朝4時に起きられませんでした。
5時には起きたけど、外は小雨が降っていたので
あきらめがつきました。
6時40分発のJRです。
大宮より都心寄りでは、通勤ラッシュの洗礼を受けました。
この時間帯のJRは輪行出来ないですね。
今日開催される展示会は
東商会(サーヴェロ)さん、サギサカ(部品卸)さん、フタバ商店(BMC)さん、
メニーズ(チャプター2)さん、ウィンクレル(サンタクルズ)さん、
そして、当社と取引の無い某D社(量販一般車)さんです。
サーヴェロもBMCもサンタクルズも、
あいかわらず素晴らしいバイクを揃えていました。
お値段も、やはりそれなりに素晴らしい事になっていたので
色々と物色してきました。
メニーズさんでは
新ブランド・オフチーナバッタリンを眺めてきました。
ステンレスフレームで、ラグ付きで、とても美しいフレームです。
久しぶりに「良い物」を見せていただきました。
オフチーナバッタリンは、80年代にカレラチームが使っていたあのバッタリンです。
当時のロードバイクは国内ブランドが主力で売れていましたが
アタラとかバッタリンとか安いイタリアブランドが流通し始めて
クロモリ製トレック(エンドダボ付き)とキャノンデールR3.0シリーズ(極太パイプ)は
安かったけどまだ不人気でした。
で、バッタリンの廉価版クロモーモデルに乗せてもらったのですが
大出にとっては忘れられない、素晴らしい乗り心地のロードバイクだったのです。
なんで、パナ丹下No1とかBS石渡019とかは、
こんなコロンバスクロモーなんて格下のクロモリに勝てないのだろう?
イタリアって、やっぱりスゴイな。
丁寧な仕事だけなら日本でも出来たのですが、
高い性能を引き出すための開発は
当時のイタリアに及ばなかったのかも知れません。
場違いだったのは某D社の展示会。
ホームセンターなどで見かける大量販売向け自転車がメインです。
フレームのTIG溶接が最後まで届いていなくて
まるでスポット溶接になっていたり、、
いや、あれはスポット溶接であって、それで正しいのかも知れないけど。
シートスティのベンダー加工が雑で、曲げ方向が左右で違うのも
アシンメトリックデザインを取り入れたのかも知れない。
でも、展示車のうち1台だけダウンチューブのモデル名デカールが
上下さかさまになっているのはいかがなものか、、。
出展業者の営業さんも気がついていないし、
この展示会場に来ているバイヤーさんも気にしていないみたいだし。
みんなにこやかに商談しています。
「乗れれば良いや」「安ければイイ」 そして「売れれば良い」
2社の需要と供給バランスが取れているので
この会場では、
大出だけが間違っているのです。