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2024年7月23日 (火)

自転車技師試験

今日は令和6年度自転車技師(および安全整備士)の試験日です。

この試験は、2つの財団法人(日本車両検査協会と日本交通管理技術協会)が

毎年、全国の会場にて行っています。

受験資格は、2年以上のサイクルショップ実務経験です。

 

なので、今年は

関東自転車で2年間の実務経験を経た渡邉スタッフが受験しています。

 

現在の彼の実技レベルは、

一般的なサイクルショップのスタッフよりは、はるかに上です。

大型チェーン店のスタッフでも、彼なら勝てる(?)と思います。

 

ただし、ロードレーサー限定です。

 

今回の自転車技師(安全整備士)は、

スポーツサイクルより一般自転車に重点を置いているので

チューブレスレディとかDi2は試験範囲外です。

 

Discブレーキ主流となりつつある現状に対し、

今回の実技試験ではリムブレーキを使います。

 

完組みホィールが主流な現在では

手組ホィールの注文がほぼ無いのですが試験科目にはあります。

 

制限時間内に、

完成車からリアホィールを取外し、スポーク・ハブ・リム状態に分解して

再度組立する試験もあるのです。

組み上げたホィールは、スポークテンションが150N以下のモノが3本以上あってはならず、

1~2本であっても減点対象になります。

 

150N以上って、、、。

大出は普段からパークツールのテンションメーターを使っているけど

いつも100N目安で組んでるのだが、、。

 

渡邉スタッフもその辺は解っていなくて(彼は使っていなかった!?)、

昨晩は大出が使っているパークツールのテンションメーターと

試験で使われる宝山のテンションメーターを比較して

単位の違いに納得したのでした。

※念のため試験会場には両方のテンションメーターを持って行きました。

 

なので、スポークテンションで不合格になる事はないでしょう。

 

他にも学科試験があります。

自転車組立時の各パーツの固定力(固定ネジのトルクじゃない)とか

交通ルールとか、安全基準とか、

ショップスタッフなら知っていて当然なのですが

一般の人は絶対に知らないくらいに無駄なマニアックな知識です。

 

ちょっと心配だけど、数か月前から勉強するよう指示してきたから

たぶん大丈夫でしょう。

 

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