自転車技師試験
今日は令和6年度自転車技師(および安全整備士)の試験日です。
この試験は、2つの財団法人(日本車両検査協会と日本交通管理技術協会)が
毎年、全国の会場にて行っています。
受験資格は、2年以上のサイクルショップ実務経験です。
なので、今年は
関東自転車で2年間の実務経験を経た渡邉スタッフが受験しています。
現在の彼の実技レベルは、
一般的なサイクルショップのスタッフよりは、はるかに上です。
大型チェーン店のスタッフでも、彼なら勝てる(?)と思います。
ただし、ロードレーサー限定です。
今回の自転車技師(安全整備士)は、
スポーツサイクルより一般自転車に重点を置いているので
チューブレスレディとかDi2は試験範囲外です。
Discブレーキ主流となりつつある現状に対し、
今回の実技試験ではリムブレーキを使います。
完組みホィールが主流な現在では
手組ホィールの注文がほぼ無いのですが試験科目にはあります。
制限時間内に、
完成車からリアホィールを取外し、スポーク・ハブ・リム状態に分解して
再度組立する試験もあるのです。
組み上げたホィールは、スポークテンションが150N以下のモノが3本以上あってはならず、
1~2本であっても減点対象になります。
150N以上って、、、。
大出は普段からパークツールのテンションメーターを使っているけど
いつも100N目安で組んでるのだが、、。
渡邉スタッフもその辺は解っていなくて(彼は使っていなかった!?)、
昨晩は大出が使っているパークツールのテンションメーターと
試験で使われる宝山のテンションメーターを比較して
単位の違いに納得したのでした。
※念のため試験会場には両方のテンションメーターを持って行きました。
なので、スポークテンションで不合格になる事はないでしょう。
他にも学科試験があります。
自転車組立時の各パーツの固定力(固定ネジのトルクじゃない)とか
交通ルールとか、安全基準とか、
ショップスタッフなら知っていて当然なのですが
一般の人は絶対に知らないくらいに無駄なマニアックな知識です。
ちょっと心配だけど、数か月前から勉強するよう指示してきたから
たぶん大丈夫でしょう。
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